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広角レンズの威力


 写真道楽をちょっとすすめますと、次第に広角レンズが常用レンズになってくるという人がいます。 そんなことがあるのかなあ、とはじめは半信半疑でした。 しかし、旅の記録を撮ろうと思って一眼レフなど一式を持ち歩きますと、自然のうちに広角レンズが付けっぱなしになっていました。  便利そうだと思って大枚はたいて買った望遠ズームなどはおよそ出番がないことに気づきました。
 それにひきかえ、広角レンズは 「つぶしが利く」 のです。 プロのカメラマンでなくともちょっと写真道楽のある人たちは、広角レンズにだけは費用を惜しまないという理由もなんとなくわかってきました。 私の常用レンズとなった、28mmのレンズは普及品で、あまり明るいものではありませんが、それでも旅の記録のほとんどをこれで撮影する結果となりました。 

 

  画面全体にピントの合いやすい広角レンズでは、遠近感を演出するのに画面の構図で表現することを知らない間に実行していました。 絵画の勉強で遠近法のひとつとして習う、投影法の原理があります。 画面上に投影法の要素が写りこむように構図を決めるのです。 こういいますとうんと難しい理屈に聞こえてしまいますので、あとは実際の写真でご覧ください。 遠くのものは小さく見える。その原理です。

2006年12月 筆者記す

 

 

 

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